北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法 | 新書野郎

北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法

北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法 (講談社プラスアルファ新書)北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法 (講談社プラスアルファ新書)
宮田 敦司

講談社 2010-10-21
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元航空自衛官で、北朝鮮の情報収集を手がけてきたという人が著者。何でもスパイの嫌疑をかけられ、退職したそうだが、北のスパイとなれば退職しただけでは済まないだろう。在官中に北朝鮮研究で総合社会文化博士となったとのことだが、この辺は機密違反にならないのか。ということで、退職5年の今の仕事は分からんが、スパイの嫌疑をかけられるほどの情報が書かれているということは全く無い。というか北朝鮮の実情というより、心理学の本みたいな感じで、事実、同列に置いているが、北朝鮮でもオウムでも大川隆法でも素材はなんでもよかった様だ。恋愛に関する話が多いのは自身の事情が反映されているのかもしれない。