世界は日本サッカーをどう報じたか | 新書野郎

世界は日本サッカーをどう報じたか

世界は日本サッカーをどう報じたか 「日本がサッカーの国になった日」 (ベスト新書)世界は日本サッカーをどう報じたか 「日本がサッカーの国になった日」 (ベスト新書)
木崎 伸也

ベストセラーズ 2010-07-24
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せめてNZ戦はやってほしかったが、キリンカップの開催も怪しくなっている今更ながら南アの戦いのまとめ。主にヨーロッパのメディアが報じた日本戦のコメントを抽出。それもTVの実況中継の要約だったり、新聞だったりで、その国のメディアの評価も横並びではないはずだが、始めに結論ありきかな。ドイツ酷評、スペイン中立、ブラジル賞賛といったところ。ドイツは香川、内田が来る前だから、かなり偏見入っている感じだが、奇しくも対戦相手は全て過去にドイツが占領したことがある国か。ブラジルは判官びいきのところがあるけど、まあこの国は基本的に他国の代表には無関心。平均採点で本田トップ、駒野ビリは納得だが、メディアによって、川島とかトゥーリオ、中澤の方が評価が高かったりするらしい。意外なのは遠藤の低評価だが、まああのFK一本だけといったことは言えるか。ドイツも掌を返したように日本人進出ラッシュになったけど、さすがに大久保をもう一度獲ろうというチームはないか。獲っているのが、大会前からいる長谷部を除けば控え組と落選組ばかりだから、辻褄はあっているのだけど。